

Biography
Mikihiko Kyobashi
April. 15, 1969
Date of Birth:
1969年、神奈川県茅ヶ崎生まれ。 1992年~あてもなくカメラとオーストラリア~島々の旅へ 2001年よりやがて人は海へ裸に近い姿で行くべきだと感じ、酸素ボンベなど機材を使用せず、 足ヒレのみで波の裏側で起こる波動と光をパタゴニアのサポートのもとノーファインダーで撮影してきた。その後の作品の数々は多くの人々から称賛され、ラトビア共和国文部科学大臣賞受賞。スイスの時計ブランドロンジン社に「水の世紀の冒険家」に選ばれるなど誰もが見た事のない「青い作品」は国内外で高い評価を得る。 以来、ニューヨーク、ミュンヘン、ラトビア、アムステルダム、ストックホルム、ローマなどで作品を発表、ファインアート展と個展で伝える。作品は銀座久兵衛、オンワード樫山社屋内、ホテル浜の湯ほか、個人邸等に数多くコレクションされている。また20年に渡り撮影された写真集「Blue Forest」を発刊し伊勢神宮へ御奉納が許された。現在は出雲海など国内の海の聖地を祓い清め写す旅へ。人類に伝えるべきその「青いオアシス」を守るため地球環境の保護(-SDGs-)を掲げながら撮影を続けている。
A Bit About
A Story of 波の裏側へ
写真家はなぜ海伏-うみぶしとなったのか?
青く広がる海原の水の動きが創り上げる二つとない世界。その世界と共鳴しながらその真の姿を映し出す。肉体と精神を賭して向かった先に何を見るのか。地球上に存在する神秘、それとも宇宙なのか。誰も見たことのないであろう瞬間をこの世に写し出す。ノーファインダーで1秒にも満たない0.02秒の中に写し出されたものは何なのか。
本物の海を知りたかった。
写真はドキュメンタリーだ。決して嘘はつけないはずだ。形式的で結果を決めて捏造された1枚の写真で巧みに嘘をつくのは人間だ。命をさらけ出さなければ見れない時間と向き合いたかった。それが何なのかを知りたかった。
精神一到、強大な波の懐に挑むと決めた。容易に人間が受け入れられるはずのない場へ。
余分な頭や知性は捨てて体から入る以外に道はなかった。波の裏ではそれを瞬時に鋭く射抜くように、指先から懐に飛び込むしかないのだ。次々と押し寄せてくる荒々しく強烈な波。覚悟を決めたつもりだった。が、大自然の圧倒的なエネルギーとの格差にその非力を思い知らされた。「試合」は「試し合い」のとおり人間界のルールも持ったものだが、そこは「真剣勝負」、「果し合い」の場だった。己の望みと約束通り。
すぐ目前で、まさに宇宙さえも隠してしまうであろうほどに見えた巨大な波の壁が全てを飲み込んで行く。轟音と砕け散る暗い泡の中に深く巻き込まれ、あっという間に逃げ場は無くなった。どこからともなく恐怖というものが胸にスーッと一気に集まり潰されそうになった。後にそれは己の怖れだと気づいた。
無酸素状態の領域で延々と繰り返される大自然の拒絶の真っ只中、肉体も精神も疲弊し限界に達したと感じたあの日のあの瞬間、腑に落ちた。「限界」は自分で決めた単なる「線」に過ぎないと。重い波に巻かれながら、笑ってから、無意識に泳力を超えた先の波に溶け合い始めていた。死への恐怖から無の境地へ。海の偉大な力と壮大な包容力を感じ取り、海、大自然、地球、宇宙、生命すべての境界線を越え一体となる感覚を得た気がした。
決して抗うことの出来ない地球にあるもう1つの世界。恐れから畏れへ。ありのままの身の丈を観る勇気で黙って教えを乞う時をかさねていく。あらゆる生きる自然万物へ本心をさらけ出し、祓い清めていくこと。それこそが本来の人間の役目であり神仏の来る前から在る、海や風を祈った先人の野性的な美意識と礼を尽くす真心だ。祈りとも言える。
すべての境界線を越え一体となる感覚こそが、不立文字の音。
言葉では語り得なくていい。海の全ても、存在する神秘は永遠にわかる必要はない。伝承に生きる時間を観、宇宙に則して即すこと。幾ばくかのわずかな一瞬の光の影を海は平等に見せてくれている。
感じたままにシャッターを切る。
海の中の錠を開けにいき、写真の中に託されたメッセージを持ち帰らせていただく。海伏=海の修験者でありたい。そんな使命を与えられたのだと。「海伏」




Experiences
-Shoot Location-
- Exhibition -
1999 - 2000
2001 - 2015
2015 - 2021
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